先日のコンサート〜音楽がつなぐ心と記憶〜

こんにちは。Renaです。
季節の変わり目、いかがお過ごしでしょうか。
私は寒がりなので、もうはや冬のお布団に、冬の部屋着になってしまいました。
とは言っても、もう11月ですから・・・
いいですよね( ̄  ̄)
今日は、先日のコンサートにて感じたことなどを
ゆるく書こうと思います。

10月30日に、病院にてコンサートを行いました。
重度障害の方が、
沢山聴きに来てくださいました。
ご年齢は60〜70代の方が
多かったように思います。
最初は、何が始まるの?と
慣れないご様子でしたが
コンサートが進むにつれて
どんどん気持ちは高まり、
楽しそうに体を動かしたり、声を出したり、
笑顔が見られるようになり・・・
たくさん、目も合うようになりました。


そんな中、コンサート中盤で、
秋の童謡を歌うコーナーがあったのですが
歌詞を覚えていて 自然と口ずさむ方が
ちらほら・・・!
それまではクラシック音楽を、楽しく
時には静かに聴いていただきましたが
童謡ってすごい・・!と思わず感動。
今までも、ご高齢の方、認知症のある方へ
コンサートをした際にも
反応して歌ってくださることは多かったのですが
今回も改めて凄さを実感してしまいました。

障がいや認知症など
色々な問題があっても、
童謡に反応して歌えるのは、
音楽が脳の記憶や感情を司る部分に
深く作用
してくれるからなんです。

特に幼少期に聞いた童謡は、
安心感や懐かしさと結びついて
脳に強く刻まれていて
長く記憶に残っています。
右脳は感覚的な情報処理を担っていて、
たとえ障害が進行しても、
音楽に反応しやすい特徴があり、
童謡のリズムやメロディーが
思わず歌う行動を引き出してくれるんだとか。
音楽の力って本当にすごいんです・・・!

今回のコンサートで、言葉がなくても 
色々な問題があっても
音楽を通じて楽しさ(感情)を共有できている
という確かなつながりを感じられて
心から嬉しい 楽しい時間でした。
音楽ってこれだなあって。
私が大切にしたいことはこれだなあって
改めて、思いました。
グリーフケアにも、たくさん共通する部分があって
また一つ、大きな学びを得た時間でした。



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