喪失感と向き合うための音楽の使い方

こんにちは。Renaです。もう10月も半ばになりますが、金木犀も香り、やっと少し秋らしい気候になってきましたね。

今日は少し、私の今の心の内と、喪失感と向き合うための音楽の使い方を綴ろうかなと思います。

私の悲嘆と音楽の関係性

そういえば、グリーフケアの活動をしようと考え始めたのは、ちょうど去年の秋頃でした。グリーフケアという言葉を初めて知り、活動を知り、何から手をつければよいか分からない状態でしたが、本や講座を受講したりと、少しずつ学びを深めていこうと思い、そんな日々をスタートさせました。

実は、今でも経験したことを話すと、涙が出てきてしまうのと、あまり詳細に話したりは出来ないこと、フラッシュバックなどもあり、活動の時期が早いのでは?と思ったりするのですが、言葉にしづらい分、音楽に気持ちを委ねることで普通にしていられるので、とても助けられています。こればかりは人それぞれで、話すことで癒される方もいらっしゃいます。

言葉にして感情を出せない場合、音楽や芸術は本領を発揮すると思っています。そしてそれは演奏を「聴く」ことも
自分で「演奏する」こともどちらも癒しにつながります。

音楽は体ひとつでできる

演奏するといっても、体一つでできます。
歌を少し口ずさむことも演奏です。曲に合わせて手を鳴らすだけでも楽しい気持ちになりますよね。
音に合わせて少し身体を揺らすだけでもいいんです。それだけでも全然違うんです。

本当にそんなことで?と思うのですが、
私は普段から音楽と接する機会が多く、実を言うと 家族を失った直近にも、コンサートや撮影がありました。
心の痛み悲しみと、混乱の最中でしたが、音楽に触れている瞬間は、痛みから離れ、癒やされた記憶があります。

日常に音を取り入れるだけで、詰まっている感情が少し出ていきます。

音楽は、心を整えるセルフケアの一つとして、日常に取り入れやすいものです。無理に悲しみを忘れようとするのではなく、音楽の力を借りて、その気持ちと共に歩むことで、自分に合ったペースで癒しのプロセスが進んでいきます。

 喪失感と向き合いながら

喪失感は簡単には消えませんが、音楽はその道のりに静かに寄り添い、心を癒してくれる存在です。音楽は「感じる力」をサポートしてくれるだけでなく、悲しみと共に前に進むための力をも与えてくれます。時には悲しいメロディ、時には元気づけてくれるリズムと共に、一歩ずつ進むことができると思います。

今回は、私の心の内を正直に書いてみました。グリーフケアには様々な方法がありますが、本当にちょっとしたことを、ちょっとずつでいいんです。

日常の中で音楽を使って、喪失感と少しずつ向き合うことは、自分のペースで心を癒す大切なセルフケアの方法です。音楽は、言葉を超えて心の奥深くに届き、悲しみや痛みを包み込んでくれます。音楽の力を借りながら、自分に合った癒しの方法を見つけて、お互いに健康で過ごしましょうね。

お知らせ


11/21(木)
暮らしの保健室かわさきを運営されている
プラスケアさん主催の勉強会に講師として出演させて頂きます。
トークとミニコンサートがあります🎻

テーマは、「人と心を繋ぐ音楽のちからと社会的処方」。

地域や子育て支援センターでのコンサート活動をされている
ミモザちゃんと一緒に楽しく、音楽の力を体感する会に
したいと思っております。

「暮らしの保健室」さんの活動と、私の音楽によるケアには
心に寄り添い、癒しや安心感を届けるという
共通の想いがあると感じています。

音楽は、言葉で表現しづらい感情を解放し、
心を穏やかにする力を持っています。

コラボレーションを通じて、音楽と心のサポートが響き合い、
より豊かなケアを届けられると信じています💐
グリーフケアの会ではないのですが、もしよろしければ、お越しください。
詳細・お申込は、こちらから

◇日時
11/21(木) 17:30~19:00
◇場所
パサールベース
〒211-0045神奈川県川崎市中原区上新城2丁目7-1 PASAR BASE
◇参加費
500円 (当日支払い)
*プラスケア会員、マンスリーサポーターは参加費無料
申し込み方法:peatixよりご予約ください(申し込み締め切り:各回開催日の昼12時まで)
※イベント申し込み期限は11月21日(木)12:00までになります。
申し込みがうまく出来ない方はinfo@kosugipluscare.comまでお問い合わせください。

インスタグラムでは、定期的にグリーフケアミュージックに関する発信と演奏動画を投稿しています。
インスタライブも不定期で配信していますので、ぜひ、フォローしてくださいね。

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